伊予路に春を呼ぶ「椿まつり」
伊豫豆比古命神社 通称「お椿さん」に今年も商売繁盛のお願いに行ってきました。
「ご先祖頼み」の次は「神頼み!」
今年は3日間とも天気に恵まれた上に、最終日だった一昨日は、土曜日ということもあり近年の中では人出が多かったように思います。
お参りをした後、今年も見栄を張ることなく、例年通り
ウチの商売規模相応のサイズのお札を
買って帰りました。(笑)
もちろん、例の新商品のヒット祈願もしっかりしてきました!
15年とか20年くらい前に初めて行って以来、毎年欠かさずお参りしています。
子供が生まれてからは家族で行くのが恒例となって、露天商巡りも重要な目的になっております。
中一になった次男は、相変わらず『射的』をしなければ気が済まない。
「倒れても台から落ちないとダメ」というこの上ない厳しい的屋ルールに、今年も真向から挑むのでありました(笑)。
「椿さん」の露天商巡りで毎年思い出すのが、長男が3歳の時、私と2人で夜に行った時のことです。
(確か次男が生まれてすぐで、嫁さんは子守り留守番だったと思います。)
人混みの中、駐車場から往復3キロ位?の寒い夜道を、「おんぶ!」とも言わずに辛抱強く頑張って歩いたので、ご褒美に「焼きトウモロコシ」を買ってやると、助手席で嬉しそうにかぶりついていました。
思わず撮った写真がこちらです!
その頃は「トウモロコシ」が言えなくて「コウロモシ コウロモシ」と言ってたのが懐かしいです。
さすがに来年あたりは「俺、友達と行ってくる!」ていうことになるんでしょうね。
ちなみに今年は、「いか焼き」「大判焼き」「クレープ」を買って食べ歩き。
父ちゃんは、家に帰って缶ビールを片手に「いか焼き」・・・
ん?残ってない!!!!
あれほど少し残しといてって言ったのに。
息子2人とも人の話を全然聞いてない!!
さすがにマジギレまでには至りませんでしたが、ちょっぴり心残りの祭りの後でした。
「椿まつり」が本当に春を呼んでくれたのか、ここ数日は暖かくなってきました。
観光で訪れるお客様も増えて来ているようです。
そういえば、数日前に店番をしていると、ご夫婦らしき中年の外国人のお客様が入ってこられ、
「私は小麦アレルギーです」といった内容の日本語で書かれたカードを提示されました。
普段、商談会等で「この煎餅は米粉で作っているので、アレルギーの方にも大丈夫です。」等と自信たっぷりに説明している私ですが、いざ当事者にお奨めするとなるとドキドキしました。
というのも、重度のアレルギーの方は摂取すると大変なことになるということを知識としては知っていたし、おまけに日本語が通じなかったので尚更緊張した次第です。
何とか慎重に「米粉の塩こうじ煎餅」と「黒ごま芋菓子」を説明して試食もしてもらうと、最後は「Good taste」みたいなことを言って喜んで買って帰られました。
内子町は、観光地ということもあり田舎の割に外国人旅行者も多くなっております。
当店もインバウンド対応を進めていかなくては・・・とあらためて思った次第です。