BLOG宮栄からのお知らせ

絶妙な加減の「酒粕そら豆」

私は非常にめでたい人間で、何かにつけ自画自賛することが結構多いです(笑)

お菓子の製造中に食感の確認等で試食する際、「うーん、旨い!」と言ってはスタッフに笑われます。

そんな私が味見をする度に、味加減が絶妙に良い、と唸るのが「酒粕そら豆」です。

酒粕の味の濃さ、蜜の甘さ、どちらも強すぎず弱すぎず。

味の濃さなんて人それぞれ好みが違うので、絶妙に良いというのは、結局私の主観なのですが…。

この商品は、確か8年ほど前に地元の老舗の酒蔵「酒六酒造株式会社」さんとコラボして開発したものです。

酒粕そのままだとプリンや生菓子類には比較的加工しやすいのかなというイメージですが、当社のような乾菓子には扱いにくいと思い、パウダー状に加工して原料供給していただくことにしました。

直感的に、既存の「生姜そら豆」 「黒糖そら豆」のように「そら豆」に合うのでなないか?と思ったのです。

他社で皮を取ってフライしていただいたムキビンズに蜜を掛けて、その上に酒粕パウダーを素早くかつ満遍に振りかけます。

それを2回繰り返して完成。

開発途上で何度か試食していただいて、特に甘さ加減について協議を重ねました。

こうして発売された「酒粕そら豆」は、酒六酒造さんにも拡売にご尽力いただいています。

完成品のアルコール度は0.04%。

0.1%以下なので表示も不要というレベルですので、あまり気にせずにお召し上がりいただけます。

そういえば、その節は酒蔵内での商品撮影にも特別にご協力をいただき、とても雰囲気のある写真が撮れました。

こうやって、あらためて特定の商品をクローズアップしてみると、「とっても良い商品じゃないか!もっと宣伝しないと!」

またもや自画自賛さく裂です(笑)