BLOG宮栄からのお知らせ

地元の伝統工芸を初体験

先週の土曜日の夜、お店を閉めすぐさま天神産紙工場へ。

静かな夜の和紙工場で、本物の道具を使って手漉きというプレミアムな体験イベントに参加しました。

地元に居ながら、映像でしか見たことのなかった私ですが、

「夜の紙漉き」という非日常的なシチュエーションに、嫁さんと二人で食いつきました(笑)

演出も兼ねたライトで和紙の繊維も見えて面白い。

入社4年目の若手職人さんが発案したイベントで、彼が指導してくれます。

見よう見まねで私も・・・

かなり重いので、すくった水の重みで左右前後にフラフラして、イメージ通りにはいかず。

想像をはるかに超えた難しさ、さすが伝統工芸です。

待っている間に乾燥までできて、なんとか紙らしいものになりました。(笑)

世界に一つだけ、「ワシの和紙」

(やはり昭和のオヤジ)

 

大人から子供まで、参加者一同、大感激のイベントでした。

 

実際の工場で本物の道具を使うので、常時開催というわけにはなかなか難しいかもしれませんが、

今後、機会があれば是非!

私のように地元に居ながらも知らない方には、特に、経験していただきたいなと思いました。

 

ちなみに、小学生が自分が漉いた和紙が卒業証書になるという取り組みは毎年行われていて、

それはそれで素敵な取り組みです。

 

日本全国、様々な伝統工芸がありますが、きっと何処も後継者不足なのだろうと想像できます。

絶やさないためには、思い切った国のバックアップが必要なのでは…

 

ついついそんな気持ちになりました。