20216/8
「旨い！」から仕入れた。「残したい！」から作った。 その①
当社の看板商品と聞かれて答えるのは“玉子落花せん”
地元のお客様にも一番人気なのがこの煎餅なのですが、スタートは偶然の出会いからでした。
十数年前、当社は芋けんぴ・豆菓子の製造は始めていたものの、まだまだ菓子問屋業がメインでした。
（陶器の卸小売もやっていた為）ある日、窯元さんからお中元で缶入りの「ピーナツ煎餅」が贈られてきました。
「うちがお菓子屋なのを知らないから煎餅贈ってきた！」と笑いながらも
食べてビックリ！
菓子業界で自分が今まで知っているどの煎餅よりも美味しくて、「これ、販売したい！」と思ったのがきっかけ。
即メーカーさんに問い合わせて、仕入れの交渉。
「割れやすいから地元でしか売らない。」というのがメーカーの最初の返事だったのですが、「割れても構わないので送ってほしい」と嘆願したところ何とかOKがとれ、いよいよ販売開始。
その時のパッケージがこちら！
発売当時の画像が残ってました！ まだ善蔵ブランドも出来る前でしたね。
パソコン自作感満載のラベルですが、キャッチコピーは一生懸命考えましたよ！
その効果があってというか(笑)、自分が「絶対旨い！」と気に入って仕入れた煎餅なんだから当たり前かもしれないけど、徐々に人気が広まって売れ筋商品へ。
ところが、わずか数年後に仕入れができなくなる事態に。。。
長くなるので、この続きは来週書かせていただきます。
今更ですが、
これからは、ちゃんと毎週ブログを書くぞ！ と決心したので、よろしければお付き合いくださいませ。
現在の玉子落花せんは、こちら ➡ 『玉子落花せん大チャック式』
