BLOG宮栄からのお知らせ

「学歴」≠「能力」

先日、知り合いの若い男性が東京から出張で来たので、数年ぶりに一緒にお酒を呑みました。

7年ほど前に超一流大学の修士課程に在籍中、内子町の都市計画関係に協力してくれていたのですが、現在は大手コンサル系の会社に勤めていて、仕事として今年度再び内子町を支援してくれているとのこと。

彼が学生の時から何度か一緒にお酒も飲んがことがあり、息子くらいの歳ですが私は勝手に日本酒飲み友達と思っています。(笑)

同席してくれた地元関係者の話によると、やはり凄い能力を惜しみなく発揮してくれているようです。

今回あらためて思ったのですが、彼のように勉強も出来、尚且つ実社会で仕事もできる人間は確かに多いでしょう。

しかし、「知性が高い」と「能力が高い」は必ずしもイコールというわけではないように思います。

超一流大学を卒業していても実社会で役に立たない人もいれば、逆に学歴は低くても俗に言う「仕事ができる人」もいます。

 

今までいろいろな人に出会ってみての私の持論ですが、日常生活で困らない程度の基本的な学力さえあれば、社会で活躍するのは、適合力・行動力・発想力・応用力・人望・率先力・コミュニケーション力・センス・等々何か優れたものを持っている人、あるいはそれらを努力で培った人だと思います。

逆に言うと、特殊な専門分野を除けば、学歴はあまり関係ない。

つくづくそう思うのです。

そして、社会人として生きる年数が長いわけですから、社会でどれだけ自分が通用するか?

一生涯でどれだけ社会に貢献できるのか?

結局大事なのは、そこだと思います。

 

さて、年が明けると本格的な受験シーズンですね。

受験生の皆さんは、志望校を目指して頑張っておられることでしょう。

自分の人生の一つの岐路ではありますが、進む先々での人との出会いも含めて考えると何が正解かはわかりません。

人それぞれタイミングは異なると思いますが、人生のどこかのタイミングで能力を発揮できると良いですね!