「無添加」の正しい認識
「無添加」=「体に良い」は、一般的なイメージとして広く浸透しているように思われます。
ところが、最近では、その「無添加の強調」が“添加物=悪”という誤解を助長するという理由で、逆に消費者庁からは注意喚起が出されています。
食品添加物は、国が安全性を確認して認可したものだけが使われています。
「添加物は全部危険」というイメージが広がると、本来必要な品質保持や衛生管理が不当に否定されてしまうという懸念があるということのようです。
保存料不使用、着色料不使用・・・等、「何を無添加なのかを明確に表示」することなどが奨められています。
弊社では、「余計なものは極力使わない」という考え方です。
結果、「保存料」「香料」「着色料」等は一切使っていません。
逆に、一部の煎餅では「重曹」や「大豆レシチン」は使用しています。
大豆レシチンは、トマト煎餅とあまざけ煎餅に使用していますが、鉄板の引っ付き防止のためです。


先日もある生協関係者から「大豆レシチン」の是非についてお話をお聞きしたのですが、問題になるのは、添加物の使用ではなく、その大豆が「遺伝子組み換えかどうか」ということなのです。
弊社が使用しているものは「遺伝子組み換え不分別」なので、その生協さんの基準には適さないという具合です。
せっかくなので、早速「遺伝子組み換えでない」レシチンを探してみました。
「大豆レシチン」は問合せ中なのですが、なんと「ひまわりレシチン」というものもあるようです。
これなら「遺伝子組み換え対象外」だし、ついでに大豆アレルギーの方にも大丈夫なので、詳しく調べて検討してみたいと思います。
なにごとも「無理」「仕方ない」で終わらさず、まずは人の話に耳を傾け、柔軟な姿勢で調べたり探したりしてみることは大事ですね。
おかげさまで知識が増えましたし、製品の改善にも繋がるかもしれません。
今日は店番をしています。
日曜日ですが、観光のお客様も少なめです。
もう師走だから仕方ないですね。
先日から朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
インフルエンザも流行っているようです。
皆様もくれぐれもご自愛ください。

店頭ディスプレイもXmasバージョンに変わっています。