すぐにでも告知したーーい!
詳細はあらためてお知らせしますが、ある方からお話をいただいて、新しい煎餅の開発をはじめました。
「特産品の〇〇を使って商品を作ってもらえませんか?」展示会等でも時々ご相談を受けます。
業界問わずよくあるOEM(相手先ブランド製造)です。
弊社もパッケージや量目のみ相手先の規格で製造することはたまにありますが、前述のような中身そのもののOEMは、ありがたいのですが、お断りしています。
その理由は、弊社は、現時点でも会社規模(売上や人数)の割に、製造品目が多すぎるのです。
賞味期限があるため、たくさんの種類だと少しずつ頻繁に製造しなければならないという訳です。
経営コンサルタントがいるなら、間違いなく1/3以下に減らさせれられるでしょう。
ところが、今回いただいたお話は、商材的にも心を揺さぶられ、(同時に難しそうだなとも思ったのですが)取り組んでみることにしました。
もちろん、製造担当責任者に打診もしたところ、興味を持ってくれたのです。
先日、彼が初めての試作をしてくれました。
原材料の相性、配合、火加減、等々、過去のいろいろな煎餅のノウハウがあるとはいえ、肝心の主役となるその特産品は、初めて使う原料です。
そんな簡単に出来るものでは…
ところが、第1回試作品にビックリ!
特産品の特徴が伝わる想像以上の出来に思わず顔がほころびました。
会社のスタッフやその家族の評価も上々です。
とは言っても、まだまだ試作・改良は続きます。
・ベースとなる生地(粉)を全く別のものでも試作。
・味の濃さや食感の調整
・本番製造ロット(量)でのテスト製造
・保存テスト
・モニタリングやテスト販売
・パッケージ製作、価格設定
・その他
特に、実際のロット(量)での製造テストは大切なのです。
少量では全く問題なかったのに、本番で続けて焼いてると、途中から鉄板に引っ付きはじめ不良品だらけという苦い経験があります。(トマトの煎餅)
あと、保存テストも結果が出るまでは安心できません。
今回の開発のように最初の試作から良いスタートを切れたことは、とてもありがたいのですが、今後発売に至るまでには、いくつかの壁が現れることは覚悟しておかなければなりません。
本当は、皆さんに早く詳細をお話ししたくて仕方ないのですが、もう少し目途が立つまで辛抱します。
今回も、「おいしい」「体にやさしい」「地産地消」という我が子菓子善蔵の基本条件を揃えたお菓子であることはお約束できると思っております。
どうぞお楽しみにお待ちください。
そして完成の暁には、応援もよろしくお願いいたします。