20257/27
心地良い小田燈籠まつり
昨夜は、内子町小田地区の「灯篭まつり」に嫁と行ってきました。
夏は毎週末のように夜のイベントがある為、商店街の我々は他地域のお祭りに行くことが出来ないというのが残念なところです。
ただ、この灯篭まつりは日程が被ってない為、毎年楽しみにしています。
30年以上続いてきた小田燈籠まつりはコロナ禍を経て一度幕を閉じ、2023年に新たな祭りとして復活を遂げました。
全国的にもコロナ禍を経て無くなってしまったお祭りやイベントも多い中、高齢化も進む田舎で復活させたということ自体、敬意を表さなくてはなりません。
思えば、以前の開催では、大きな絵灯篭の山車が商店街を練り歩くといった大掛かりな内容もありましたが、そのあたりを思い切って縮小して復活させているようです。
メイン会場に大きな絵灯篭を置き、地元の出店者による飲食ブースを集め、その側で和太鼓などのパフォーマンスもするため、賑わいも集約され盛り上がっていました。
夕べお客として参加してみて、以前と比べて全く遜色なく、むしろ活気があるようにさえ感じました。
そして、祭りの終盤は、燈籠流し。
メイン会場の喧騒を離れ、すっかり夕闇に包まれた河原に灯りを頼りに降りて、静けさの中、願い事を書いた燈籠を流すのです。
何とも幻想的で心癒されるひと時です。
規模を縮小して復活と言っても実行委員の方々は大変な労力だろうと思います。
知恵を絞って工夫して、やれる範囲でより良い形を目指してイベントを続けていく。
あらためまして、素敵な祭りだなと思いました。
賑やかさと幻想性を兼ね備えたアットホームなお祭りに感謝です。