自治会の門松づくりに参加して
昨日は冬至。
当地方では初雪こそまだですが、寒さが厳しくなってまいりました。
製造も先週から急に受注が増えてきて、師走らしさを感じています。
直営店「菓子と器の宮栄」も御歳暮や手土産用のギフト需要が増えております。
今年も嫁がショーウインドウをきれいに飾ってくれて、お客様をお迎えしています。
昨日は、自治会の門松づくりに参加しました。
各自治会に分かれて、約2時間、2対の門松を作りました。
とは言っても、一部の有志の方が事前に竹を取りに行って切ってくれていたり、パーツを用意していてくれるので、我々は当日それを組み立てるといった流れです。
事前の準備の方が随分大変だと思いますが、ありがたいことです。
地元の高校生や中学生も一緒に参加してくれたのですが、積極的に輪に入って笑顔で熱心に作業している姿が印象的でした。
このような情景を見ていると、昔からの伝統を受け継ぐことも、歳の差を超えて地域住民が一緒に活動をする機会もやはり大切かなと思います。
竹を用意していた男性に教えていただいてのですが、下の写真のように斜めの切り口が節の部分をまたいでいて口の形になっていると、「笑い口」と言って縁起が良いそうです。
明けて今朝は、寒い中、嫁さんが自治会館の大掃除に参加です。
自治会事務局長という大役を仰せつかっているので、行事や会議ごとにそれこそ事前準備やら段取りで大変そうです。
ただ、現役でフルタイム働いている世代が、自治会長や事務局長という役職を受けざるを得ないということには少々疑問を持ちます。
同時に、自治会活動をもう少し減らすとか軽減していくことも考慮しなければ、将来的に引き受け手がいなくなるのではと心配です。
とは言っても、先述のように「地域住民が一緒に活動をする機会」という大切な意義もあるので、バランスが難しいところです。
1人1人が少しずつでも役割分担をして、皆で努力したり楽しんだりしていける組織が理想だなと思います。