ユネスコ無形文化遺産「伝統的酒造り」
少し前になりますが、日本酒党の私としても嬉しいニュースでしたね。
そもそも芸能・文化に馴染みの薄い私は、ユネスコ無形文化遺産という言葉くらいしか知りませんでした。
過去に日本から登録になっているものには、能楽、人形浄瑠璃文楽、和食、日本の和紙などがあるようです。
日本酒離れという言葉が聞かれ始めて久しいですが、
国税庁によりますと、2022年度の清酒の消費量はおよそ40万キロリットルで、ピークだった1975年度の167万5000キロリットルから4分の1以下に減少してるそうです。
全国的に酒蔵も減少しているとも聞きます。
一方で、海外では人気が高まっています。
2013年に「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことをきっかけに和食に合う酒として人気が高まり、現在の輸出先はアメリカや中国を中心に75か国に広がっているとのこと。
日本酒造組合中央会のまとめによりますと、昨年度の輸出金額はおよそ411億円と、この10年で4倍近くに増えているそうです。
そういう点では、今回の登録は業界にとってはまさに追い風。
私の高校時代の友人のお父さんも杜氏として長年酒蔵を支えていた人でした。
何度か家に遊びに行ってましたが、当時はそんなことなどさっぱり知らず。
今となってはゆっくりお話を聞いてみたかったです。
ただいま、直営店「菓子と器の宮栄」では陶器の在庫処分セールもしていますが、外国人観光客がレトロな徳利や盃を良く買っていかれます。
置物(インテリア)としてなのか、実際に日本酒を飲むためなのかわかりませんが・・・。
日本酒が世界にどんどん広がって、そこから日本の若い人達にも見直されていくなんてことになると良いですね!
さて、師走も本格的な寒さとなってきまして、まさに熱燗サイコー!の季節です。
今週あたり、久しぶりに日本酒呑み友達を誘おうかな?