プロのお仕事 ~ライター編~
「餅は餅屋」という言葉があります。
会社での私の仕事は多岐にわたります。
マルチ人間ではないので、当然専門的な仕事はプロに依頼します。
わかりやすい例えだと、パッケージのデザイン、ホームページの制作等々。
もちろん費用は掛かりますが、まずもって自分には逆立ちしてもできない仕事ですし、
信頼できるクリエーターさんなら値打ちのある仕事をしてくれます。
そんな中、昔は知らなかったのですが、「ライター」という職種があります。
ウチも会社や商品の記事を雑誌などで掲載いただいたことがありますが、
一般的には、取材して記事(文章)にまとめるのがライターさんです。
誠に失礼ながら、私の中では、ある程度文才のある人だったら出来るのでは?というイメージでした。
先日、某ECサイトを運営する企業から出品のお誘いをいただきました。
過去の経験から直営以外のECサイトへの出品はお断りしていたのですが、
この会社は作り手の想いとか商品のストーリーをしっかり表現して販売していると、仲介者からお聞きしていましたし、
社長自ら来社されて、販売者としての熱い想いをお聞きすることも出来ました。
サイトの商品ページを作る段階になると、あらためて女性担当者からオンラインで取材を受けました。
事前にウチの事も予習していらしたようで、質問の内容も的確で取材の流れもお見事。
びっしり約1時間、伝えたいことをついつい沢山喋らせていただきました。
そして、数日後に1回目の校正をいただいたのですが、目を通して更にビックリ!
商品ページなのでスペース(文章量)も多いのですが、写真も織り込まれお客さんが興味を持つような記事でした。
しかも、誇張した部分もなく内容も正確。
それでいて、歴史や苦労や想い等々が伝えられているように感じました。
私自身がついつい引き込まれて読み進めてしまったくらいです。
この女性とは1時間のオンライン対面だけなので、部署も役職もお聞きしてないのですが、
少なくとも今回の1件に関しては、まぎれもないライターとしてのお仕事です。
今回の経験で、ライターさんの仕事の大切さを強く感じました。
正直言うと、自社の事を文字に起こすためにお金払うなんて勿体ないと思っていた私です。
でも、餅は餅屋。
とにかく今は、以前自分で作った 我が子菓子 善蔵 ヤフー店 のページがお粗末で恥ずかしくて仕方ありません。
早いとこ何とかしなければ!
このようなライターさんにリニューアルを依頼するなら、間違いなく価値ある投資です。
今は心からそう思えるとても貴重な出会いでした。