BLOG宮栄からのお知らせ

いざという時に協力し合える関係

昨夜、「新プロジェクトX」を見て涙してしまいました。

ほぼ毎回ですが…(笑)

東日本大震災の時、流されてきた家やがれきで道路が寸断され、孤立した集落に命の道を切り開いた話でした。

スタジオに来たゲストは3人。

地元建設業者の一人は、仲間に声掛けして、懸命の作業で6日間で開通させ、物資の輸送を可能にしたのです。

また、もう一人の男性は、消防団員として人捜しや遺体の収容など辛い任務を遂行しました。

更に女性の炊き出しスタッフは、身内の安否も確認出来ない状況下でも目の前の困ってる人の為にひたすらおにぎりを作り続けました。

3人が共通して言うことは、とにかく目の前の困難を互いに協力して片付けるしかない状況だったと。

番組としてスポットを当てられたのは、この日向地区でしたが、震災時は、きっといたるところで同じような状況があり、同じように助け合いがあったことと想像できます。

番組の最後の方で司会者が、「有事に備えるにあたって何が一番大事と思いますか?」との質問に対し、

「自分一人ではできない。日頃からのコミュニケーション、助けてくれと言える関係を作れていること」と答えられたのが特に印象的でした。

 

私の町でも自治会で自主防災組織もあり、一応の組織やシステムはありますが、

ほんとに大きな災害を被った時、力を合わせる必要がある時、

協力を呼び掛けることが出来るか?

呼び掛けられた時に、全力で協力することが出来るか?

日頃の人間関係がとても大切だなと深く考えさせられた番組でした。