OEMってご存じですか?
先日の展示会でもそうでしたが、バイヤーさんから「OEMは対応されますか?」という質問が最近特に多くなってきました。
知ってらっしゃる方も多いのかもしれませんが、企業が他の企業に製品の製造を委託する形態の事です。
食品に限らず、色々な業界、製造現場で行われています。
当然、委託する側(OEM発注側)と、委託される側(OEM製造側)のそれぞれにメリットがあります。
以下、ChatGPTさんにまとめてもらいました(笑)
〇 OEM発注側のメリット
コスト削減: 製造設備や技術への投資を減らし、製造コストを低く抑えることができます。
時間の節約: 製造工程や設備の構築にかかる時間を省略し、製品を迅速に市場に投入することができます。
専門知識の活用: 製造パートナーの専門知識や技術を活用し、自社の製品品質を向上させることができます。
リソースの最適化: 自社のリソースや労力を他の重要な業務に集中させることができます。
市場変動への柔軟対応: 需要の変動に応じて、製造スケールを柔軟に調整することができます。
〇 OEM製造側のメリット
安定した受注: OEM契約により、安定した製造契約や注文を得ることができ、収益の安定が図れます。
規模の経済: 大量生産によるコスト削減や効率化が可能になります。
設備投資の回収: 高度な設備や技術に投資し、それを最大限に活用する機会を得られます。
技術力の向上: 他社の要求に応じた製品を製造することで、技術力やノウハウが蓄積され、技術者のスキル向上が期待できます。
市場拡大の機会: 多様な製品の製造を手がけることで、幅広い市場や顧客基盤にアクセスするチャンスがあります。
当社は、数年前までは、OEMを打診されてもお断りしていました。
理由は単純です。
16年前に「我が子菓子 善蔵」というブランドを立ち上げて以来、一生懸命育ててきました。
当然、世の中に広めたいという気持ちを抱き続けているので、そのブランド名が表に出ないOEMは、正直気乗りがしないというわけです。
しかしながら、会社経営を経験していくうちに、生産の安定化も大切な要素だと最近思うようになりました。
OEMに対する認識が多少変わってきました。
それに、ポジティブにとらえれば、OEMを依頼されるということは、製品も企業も一定の評価や信頼を得ているという証でもあります。
実際の商談においては、マッチングが成立しないこともあります。
案件が大口過ぎて当社の生産規模では応じられなかったり、逆に小口過ぎて製造の最小ロットに満たなかったり。
良いご縁が繋がれば、両者にとってOEM契約は、互いの強みを活かし合い、効率的にビジネスを進める強力な手段となります。
何事においても、いろいろな角度から判断して、柔軟に変化対応していくということも大事かもしれません。
今日明日は、観月会です。
雨あがってー!