わからなくなったら、原点に立ち返る
「わからなくなったら、原点に立ち返る」
何てことが言われますが、同じような意味で、
「一度頭をリセットして外側から見てみる」ことは大切だなと思った話です。
毎年春と秋の2回、東京ビッグサイトで開催されるグルメショー(ギフトショー同時開催)に出展しています。
小さなブースですが、毎回沢山のバイヤーさんとの出会いがあり、当社としては有意義な営業ツールとなっています。
近年のディスプレイは、毎回ほぼこのようなパターン。
それなりにオシャレにして来場者の目を引くようにと、自分としてはまずまずのつもりでした。
実際、パッケージが可愛いですねと足を止めてくれる雑貨店等のバイヤーさんは多いです。
成約に至るケースも多くありがたいのですが、少し残念なのは、雑貨店の場合スポットでのお取扱いが多いということ。
次々目新しいものを入れ変えていく傾向が強いのでしかたないのです。
先日、次回9月上旬の出展に向けて、ディスプレイを考えていてふと気付きました。
「ウチの商品の売りは何か」
「どんなバイヤー(お店)に買ってほしいのか」
そうです。
その一番伝えたいことが、ディスプレイで伝えきれていないのです。
ウチの商品の売りは、「添加物等余分なものを極力使わない、身体にやさしくて美味しい」ということ。
ということは、そういった商品を探しているバイヤーさんに見つけてもらいやすくするのが最優先!
とっても広い展示会場で、皆さん足を棒にしてせわしく歩き回っているのです。
足を止めてじっくり説明文を読んでくれることは稀。
だったらウチの「売り」に気付いてもらいやすくするが当り前。
こんな基本的な事に今まで気付かなかったのが情けない。
でも、世の中、こういうケースって意外とありますよね。
頭は常に柔らかく、時々視点を変えたりリセットしたり、原点に立ち返ったり。
今後歳を重ねていく中で、益々気を付けたいものです。
さて、次回展示会の成果はいかに!