20247/14
「食品表示法」
皆さんはお店で食品を買う際、裏側の表示を見る人ですか?
私は、生ものに近い系の商品とかは、時々、賞味期限をチェックする程度です。
原則として、消費者向けに予め包装された加工食品は、「食品表示法」に則った表示が義務付けられています。
しかも、細かい表示規定があります。
例えば、
1.項目の順番
2.フォントサイズは原則8ポイント以上
3.原材料名は使用量の多い順で、一番多い原材料には産地も記載し、
添加物は改行するか/で区切った以降に記載
等々、何年か毎に改正もあり、近年は特に複雑になってきています。
消費者が食品を購入するとき、食品の内容を正しく理解し、選択したり、摂取する際の安全性を確保したりする上での重要な情報源ということなので当然かもしれません。
上記の表示例では、/卵殻Ca 以降が添加物ということになります。
クリームやチョコレートが使われたり色鮮やかな食品とかになると、着色料、保存料、調味料(アミノ酸等)、その他いろいろなものが追記されてきます。
物によっては、/以降の方が多い商品も見かけます。
善蔵のお菓子も、膨張剤等やむを得ず添加物を使用している製品も一部あります。
しかし、ほとんどの製品が添加物無しでシンプルな原材料で作られています。
先日新発売の「はだか麦せんべい」のように、開発段階から強く意識しています。
添加物に頼らないと出せない味や色なら、その製品の開発はあきらめるというスタンスです。
なので、見た目も味も派手さは無く、残念ながら爆発的に売れるという可能性は低いという宿命にあります。
ただ、負け惜しみでなく、こういった製品を必要としてくれる人も少なからず確実にいらっしゃることと思います。
今後、少しずつでもそういう方に知っていただけるよう努力していきたいと思います。