20247/7
写真家 浅田さんに撮っていただきました!!
数日前の愛媛新聞で、道後温泉で10年間展開されてきたアート事業について書かれていました。
本館改築記念事業として旅館組合、商店街、行政等の関係者が実行委員会を立ち上げて始めたとのこと。
インスタグラムの急速な普及等の追い風もあり、道後温泉全体の宿泊者数も大幅に増加しました。
実際に工事が始まった2019年も小幅な減少にとどまり、コロナ禍では落ち込んだもののその後は回復し、工事中も集客は維持できたとの見方をされています。
個人的には長期休館の話を聞いた時は、当然のことながら、観光客は極端に減るだろうと予想してました。
なので、(費用対効果という点では実情は知りませんが)この記事を読んだ時はスゴイ!と思いました。
と同時に、同じように9月から改修工事に入る地元の内子座はどうするのだろう?と気になっていたところでした。
が、内子町もいろいろ考えてくれているようです。
その一つが、今日行われた「内子座記念撮影会」です。
写真家の浅田政志さんが、観客席から舞台を楽しむ地元の人達を撮るという内容です。
私も参加させていただいたのですが、内子座を愛する地元劇団や和太鼓集団がそのためにパフォーマンスをしてくれました。
そして、舞台の脚立の上から浅田さんが観客を撮ります。
つまり、今日の被写体(主役)は我々観客。
この記念写真は、休館後の内子座の楽屋等でお披露目されるとのことです。
なるほど、休館中、知らずに訪れた観光客に内子座の雰囲気を味わっていただける仕組みなのでしょう。
決して派手な事業ではないかもしれませんが、内子町らしい温かみのある企画だと感じました。
はたして、私は満面の笑みで写ることができたかな?