BLOG宮栄からのお知らせ

「地域に愛されるお菓子でありたい」しみじみ思いました。

先日お店番をしていた時のことです。

「玉子落花せん」をご贔屓にしていただいているご近所の奥様が、

「最近はこれにハマっているのよ」といよかん芋娘をお買い上げ。

先日、県外で芋けんぴを試食したけど、甘すぎて云々…とのことでした。

甘い辛いは、個人の好みに左右されるので何とも言えない部分はあるのですが、

せっかくなので、

伊予柑の生搾り果汁や皮をマーマレードにして蜜と一緒に手掛けして作っています。

素材の風味が活きているので優しく感じるのかも知れませんね。

と説明させていただきました。

 

 

その奥様は、近隣の道の駅に行っても、宮栄の「玉子落花せん」を見つけると買っていただいているらしく、一緒に行ったご主人にも「なにもここに来てまで買わなくても…」と苦笑されるそうです。

 

 

そんな話をあらためて聞かせていただくと、心底うれしくなりました。

ご近所だから、勿論お世辞もあるのですが、とにもかくにも地元の方に美味しいと言って食べてもらえるのは、生まれ育ったこの地で菓子作りをしている私にとっては、この上ない喜びです。

見守ってもらっているというか、とても心強い気がします。

 

本格的に製造を始め、平成20年に【我が子菓子 善蔵】ブランドを立ち上げて、約15年が経ちました。

そういえば、最近、町内の人をはじめ知らない人にも「このお菓子知ってる!」「いつも買ってます!」

といった声を聞く機会が増えてきたように思います。

小さなメーカーなりにも少しずつ認知されているのかなと、素直にうれしく思います。

 

お客様と触れ合うことで感じる日々の喜びを励みとし、これからも精進を重ねていきたいと思います。