20255/18
『働き方』お国柄の違い
先月遊びに来てくれていたドイツ人の友達夫婦が、帰国後もメッセージングアプリで連絡をくれています。
休日に夫婦や家族で公園に出掛けた写真などをいつも送ってくれます。
以前から感じていたのですが、休日をゆっくり楽しんでいる様子です。
我々日本人のように毎日時間に追われてあくせく暮らしているのとは、まるで違います。
誤解を恐れず言うなら、ドイツ人は日本人ほど働かなくても良いのかな?と思ってしまうのです。
調べてみました。
まず、ヨーロッパの国々では、「休むこと」「余暇を楽しむこと」が非常に大切にされています。
ドイツでは、日曜日はほとんどのお店が閉まっているのもその表れ。
日本では「勤勉さ」「責任感」が強く求められる文化があり、休みづらい雰囲気もあります。
ということは国民一人当たりの労働生産性は日本の方が高い?と思いきや、逆でした。
1時間当たりの生産性で見ると、なんと!ドイツは日本の1.5倍近くです。
これはどういう訳か?
ドイツは「定時内労働」が基本で、無駄な会議や残業を避け短時間で効率よく結果を出す文化があるのに対し、日本は「丁寧さ」「調整力」「周囲への配慮」などに時間を割く場面が多いとのことです。
これらは一般論であり、どちらが良い悪いではなく、まさにお国柄の違いということでしょう。
ただ、こうしてみるとドイツの働き方が羨ましく思うのは、私だけでしょうか?
「働き方改革」も進められていますが、真似できることは取り入れていきたいですね。
さて、四国地方も間もなく梅雨入りですね。
例年よりずいぶん早いのはともかく、梅雨明けも早めにお願いしたいものです。